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【映画レビュー】あなた、そこにいてくれますか?【フランスと韓国の融合】

 

Amazon Primeで映画みました。

 

あなた、そこにいてくれますか?

 

これ、めちゃくちゃ楽しかったです。

途中、ハラハラ、ワクワク、最後は暖かい気持ちになれる映画です。

タイムトラベルの好きな人なら必ず観たほうがいいでしょう。

 

韓国映画のタイムトラベル!

 

それだけで期待が膨らみますね。

 

僕自身、昔からタイムトラベルものが大好きで、これまで多くの映画や小説に触れてきましたが、本作品、とてもよかったです。

 

過去に戻って死んだ恋人に会いたい、というタイムトラベルの王道ともいうべきストーリーですが、展開が速く、ラストがどうなるのか最後まで予測できません。

演じている役者さんの演技も情熱的で、途中で飽きることなく楽しく観れました。

 

あらすじ

主人公の医者、ハン・スヒョンはひょんなことから過去に戻れる薬を手に入れる。じつは彼にはどうしても会いたい人がいた。30年前に亡くした当時の恋人ヨナだ。半信半疑で薬を飲んだ彼は30年前にタイムスリップ。そこで過去の自分と出会い、ヨナがまもなく亡くなることを告げる。なんとか彼女を助けたいと懇願されるが、過去を変えると未来が変わってしまう。現在のスヒョンには変えたくない未来があるのだ。それはヨナが亡くなって9年後に出会った女性との子供、スアの存在。ヨナを助けて結婚すれば、スアは生まれてこない。そこで二人がとった方法とは・・・。

 

最後まで見て思ったのは、やっぱりタイムトラベルって夢がありますね。

ストーリーはややご都合主義だし、つじつまの合わないところがあるものの、展開が速くて予測もむずかしいので、この先どうなるんだろう?って感じで最後までワクワクです。

もうこれで終わりかな、なんて油断したらいけません。

最後の一粒まで美味しい映画なのです。

 

ただし、こまかなタイムパラドックスが気になる人にはおすすめできません。

タイムトラベルものが好きな僕でさえ、??となるところはありますから。

そんな矛盾点はあるものの、とにかくストーリーに勢いがあって、最後までひきつける魅力があります。

とくに主人公スヒョンが30年ぶりに過去の恋人ヨナに出会えた場面では、自分のことのように幸せな気持ちになりました。

 

ところで、この映画には原作があります。

フランスの小説家、ギヨーム・ムッソが書いた小説です。

僕は知りませんでしたが、フランスの人気作家だそうです。

なんと原作はフランスだったんですね。ちょっとびっくり。

あまりにも韓国映画に馴染んでいたので、ストーリーも含めてすべて韓国で作られたものだと思ってましたから。

 

フランスといえば恋愛ですよね。

フランスの恋愛、韓国のエンタメが融合した傑作といえるのではないでしょうか。

Amazon Primeで観れます。

 

 

  • この記事を書いた人

まこまこ

大学卒業後、国内の生命保険会社に就職。 退職後に英語を学び直し、今はメーカーで海外営業。 TOEIC 780。FP2級。

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