私は40代で婚活を始めて、1年後に結婚しました。
今回は、結婚相談所を通して、どのように結婚にいたったのか、その体験談や良かった点、困った点をお話しします。
この記事はこんな人に読んでもらいたいです。
- 婚活の必要性は感じるけど、自然な恋愛からの結婚を諦めきれない
- 今さら婚活は恥ずかしい
- 婚活アプリやパーティは抵抗がある
- 結婚相談所は怪しい
実はこれら全部、私が婚活をはじめる前に思ってたことなんです。
婚活アプリや出会いパーティなど、出会いの機会はいろいろあるけれど、やっぱり自然な恋愛からの結婚というのに未練があったのかもしれません。
でもそんな都合のよい出会いはあるはずもなく、かといって婚活にも踏み出せず、時間だけが過ぎていく、そんな日々を送ってました。
なお当時の綿地スペックは、年齢は40代半ば、年収は500万と、お世辞にも高いとはいえません。
ちなみに、自分が本当に結婚したいのかわからない、独身が長すぎて今さら結婚生活を送れるのか不安な人は、僕のこの記事を参考にしてみてください。結婚を前向きに考えられるはずです。
一人暮らしが快適すぎて他人と暮らすの不安だったけど、結婚したら最高に幸せでした。
目次
結婚しようと思った理由
40代も半ばになると、当然ながら、50代が視野に入ってきます。
本当に一生独身のままでいいのか、自問する機会も増えますよね。
普通の婚活や恋愛は40代まで。はっきり言って、50代は恋愛対象外です。
婚活にしても、いわゆるシニア婚の市場になるので、カテゴリーそのものが変わってしまうのです。
40代のいま、すぐに動きましょう。
もしかしたら、来年のお正月は、奥さんと2人で初詣に行ってるかもしれないですよ。
少しの勇気が人生を変える力になります。
いよいよ婚活開始
いまはアプリで結婚する人も多いと聞きますが、アプリは若い人が多いイメージがあって、40代になってそうしたアプリを使うのは抵抗がありました。
そこで検討したのが結婚相談所です。
まずは大手のオーネット、ツヴァィなどを検討したのですが、最終的に、たまたま知人から名前を聞いたことのある小さな相談所に登録してみることにしたのです。
結婚相談所といってもタイプはいろいろあって、大きく3つにわかれます。
- 仲人型
- データマッチング型(O-Netなど)
- 仲人・データ併用のハイブリッド型(エン婚活、ツヴァイ、ゼクシィなど)
おすすめはハイブリッド型で、僕が使った相談所も同じです。
ハイブリッド型の良かったところ
・会員データから自分でも選べるし、紹介も受けられる
・お相手と会う前に、メールでメッセージを交換する必要がない
・お見合いの日程など、担当のカウンセラーさんがすべて調整してくれる
とくに良かったのは、事前にメールのやり取りがないところ。
メッセージを何度か交換した後に会う方法では、会うまでに時間がかかってしまいます。
それに、うっかり下手なこと言ってしまい、その時点でメールだけで終了してしますことだって考えられます。
メールって便利だけど、感情が伝わりにくいので、誤解が生まれすいのも事実。
メールだといい感じだったけど会ってみたら違った、なんてこともありますから。
やっぱり直接会ってみて、印象を大切にするのがいいですね。
いよいよ結婚相談所へ登録
結婚相談所への登録にはいろいろな書類が必要です。
面倒ですが、ここが最初の関門ですので、逃げずに踏ん張ります。
カウンセラーさんとの面談が終わると、ようやくタッチパネルで女性会員のプロフィールを閲覧できます。
なお、この段階では名前も顔もわかりません。あくまでプロフィールだけです。
会いたいと思った女性の登録番号をカウンセラーさんに伝えます。
そのあとカウンセラーさんがこちらのプロフィールをお相手に送ってお見合いを打診してくれます。
自分がメールする必要はありません。
なので気を惹くような文章を考えることもなければ、下手なこと書いて嫌われることもないので安心です。
お相手が了承すれば、お見合い確定です。
いざ、お見合いへ
お話したように、お見合いの前にメール交換はありません。
なので当日の第一印象は非常に大事なのです。
最初のお見合いが決まるとすぐにスーツと靴を新調しました。
買ったものリスト
- 五大陸の紺スーツ(8万円)
- 黒の革靴(3万円)
- シチズンのアナログ腕時計(7万円。エコドライブ)
それから美容室にいって、ゆるーくパーマをかけてもらいました。
やっぱり服装って大事。自信が湧いてきます。
お見合い当日の流れ
お世話になった相談所では、最初のお見合い場所は結婚相談所のオフィスでした。
最初はカウンセラーさんに紹介され、その後は2人きりになって個室で1時間ほど話します。
それが終われば、2人でカフェに移動し、さらにお話を続けるという謎システムでした。
都心のホテルで待ち合わせ、ラウンジでお茶しながら1時間程度~2時間程度お話しするパターンもありました。
多くはこのパターンのようです。
休日のホテルのラウンジは、お見合いカップルでいっぱいです。
また、椿屋など高級カフェもお見合いであろうカップルを多く見かけます。
ルールでは、お見合い翌日の朝までに、交際希望かお断りかの返事をカウンセラーさんに伝えなければいけません。
カウンセラーさんに電話すると、まずこちらの回答を求められます。
こちらが交際希望だと告げると、そこではじめて相手の返事を教えてもらえます。
こちらがお断りした場合は、相手の返事は教えてもらえません。
めでたく双方が「交際希望」なら、「仮交際」がスタートします。
お見合い⇒仮交際⇒真剣交際⇒プロポーズ⇒OK⇒成婚退会⇒結婚
私が使った相談所では、仮交際までは複数の相手と同時進行が可能でした。多くの相談所でも同じだと思いますが、不器用な人にはおすすめしません。
仮交際から3ヶ月を目安に、真剣に結婚を考えたい相手には「真剣交際」希望と伝えます。
真剣交際とは、1対1の結婚を前提としたお付き合いのこと。
なので、もし同時進行の仮交際さんがいれば、その方たちと「仮交際」終了です。
もちろん終了の連絡はカウンセラーさんがしてくれます。
お見合いで心がけたこと
SNSなどで婚活やお見合いの書き込みを見てると、お見合いでは相手をしっかり見定めるべし、と言っている人もいますが、短い時間で相手の価値観などを見極めるのは難しいです。
なので、心がけたのは次の2つだけ。
その場を楽しい時間にする
お相手に楽しんでもらう
2人の「初デート」を楽しい時間にしよう、それだけを考えてましたが、案外それが良かったのかもしれません。
言わないほうがいいこと
- 早期リタイアしたい
- 海外に住んでみたい
- 仕事がつまらない
いくら話題がないからといって、たとえウケ狙いでも、お付き合いの最初の段階では、将来を不安にさせるような発言は控えたほうか無難です。
会話につまった場合の話題
- お互いの家族のこと
- 子供のころの話
子供のころ、とくに幼少期の話はけっこう距離が縮まるのでオススメです。
私は映画が大好きなのですが、映画の話は、相手がよほど映画好きでない限り、会話が広がらないので注意してください。
いざプロポーズ
結婚相談所での出会いといっても、プロポーズは必要です。
真剣交際になった時点で結婚を前提にしていますが、プロポーズをしないと先に進めません。
結婚相手を決めるというのは非常に大きな決断ですが、深く考えすぎるとタイミングを逃してしまいます。
一緒にいて落ち着く
相手が他の人と結婚するのはいやだ
そんな風に思えたなら、結婚相手として十分です。
タイミングとしては、もっとも気持ちが盛り上がっているときがベスト。真剣交際から2-3ヶ月くらい。
プロポーズは「思い切り」です。
結婚相談所の良かったところ・困ったところ
良かったところ
会員専用のプロフィール・データを見て選ぶことも出来るが、カウンセラーさんに希望を伝えて紹介してもらうこともできる
お相手とはお見合いまで連絡できず、メールでやり取りする必要もないので、下手なこと言って切られる心配がない
お断りも交際希望も、どちらもカウンセラーさんを通すので、精神的負担が減る
困ったところ
お泊りやスキンシップのタイミングがわからない
会社や結婚式で、馴れ初めを話すときに困る
お泊りに関して
普通の恋愛だったら、3回目でお泊りに誘うとか、そういった駆け引きもできますが、婚活では、お相手がそういったことを望んでいるかどうかもわかりません。
なので慎重に考えるべきです。
実際、成婚までお泊りデートは禁止してる相談所が多いです。
もしお泊りするなら、即プロポーズ、成婚退会する覚悟が必要です。
馴れ初めについて
なかなか「お見合いで」とは言いにくいですよね。
あとになって知ったのですが、これには正解がありました。
「友人、知人の紹介」
どんな場面でも、これで切り抜けられるので、心配無用です。
まとめ
あれから数年ですが、結婚して本当によかったです。
結婚相談所のカウンセラーさんにも感謝です。
婚活を始めようかどうか、まだ迷っている人、いま動かないと一生動かないですよ。
手遅れにならないうちに、一歩を踏み出してください。