海外営業

海外出張 - 外国のお客さんに喜ばれる手みやげ3選

 

海外出張がきまったけれど、そもそも外国のお客さんに手みやげって必要なのかな?

もし買っていくなら、何がいいんだろう?

今回はこのような悩みにお答えします。

 

わたしはメーカーの海外営業として、欧州など、これまでに80回以上、海外出張に出かけてます。

その経験から、私が実際に持っていって良かったと思える手みやげをご紹介します。

 

でもその前に、そもそも外国のお客さんに手みやげってどうなの? 変な人だと思われない?

 

そんな心配は無用。

 

手みやげは持っていくべき。

 

たしかに最近はコンプライアンスが厳しく、大手のグローバル企業などは、高価な品物は受け取らないかもしれません。

それでもお菓子くらいなら、受け取ってくれるところが多いです。

 

それに多くの外国人のお客さんは、日本からの手みやげをたいへん喜んでくれます。

会議が始まるまえに渡せば、場の空気が柔らかくなり、話し合いがスムーズに進むかもしれません。

ヨーロッパとかだと、そのままお菓子をつまみながらミーティング、なんてことも珍しくないですから。

 

コツは、毎回同じものを持っていくこと。

「この人、また同じお菓子もってきたぞ」

そう思ってもらえれば、しめたものです。

 

では、わたしが実際に持っていって、喜んでもらえた手みやげを紹介します。

 

日本酒 - 純米大吟醸

最近は日本のお酒が有名になり、ウイスキーや日本酒を持っていく人も多くなりました。

実際、空港の売店でもたくさんのお酒が売られています。

おすすめは、なんといっても日本が誇る醸造酒、日本酒です。

海外ではジャパニーズ サケ(SAKE)と呼ばれて、人気があります。(人によってはSAKEをサケではなく、サキと発音する人もいます)

 

ほんとうに美味しいと思って飲んでいるかどうかはさておき、大切なお客様に、とびっきりの日本酒体験をプレゼントしてあげましょう。

ひとくちに日本酒といっても、いろいろ種類がありますが、なんといってもおすすめは純米大吟醸です。

有名な「獺祭」というお酒も純米大吟醸に属します。

 

獺祭といえば、2014年の日米首脳会談で、当時の安部首相がオバマ大統領に手土産として「獺祭 磨き その先へ」を贈ったことで話題になりましたね。

そんなエピソードも一緒に添えたいところです。

 

お酒に詳しくない人にとっては、「純米大吟醸ってなに?」ってなりますよね?

よくわからなければ、ボトルに「純米大吟醸」と書かれたお酒を選べばOKです。

 

以下はお酒の解説なので、興味ない方は飛ばしてください。

日本酒は米、米麹、水だけから作られる「純米酒」と、醸造の過程で醸造アルコールを添加する「本醸造酒」に分かれます。

どちらもそれぞれの美味しさがあるのですが、本醸造酒のなかには、わずかにアルコール臭を感じるお酒もあります。

吟醸かそうでないかの違いは、原料の米を磨いた割合です。磨きが多いほど香りが華やかになる傾向があります。

原料のお米を50%以上を磨いてそぎ落としたものが大吟醸と呼ばれます。

つまり、純米大吟醸はお米の味わいを楽しめるうえに香りが華やかでフルーティ。日本酒を飲みなれていない外国の方におすすめです。

 

値段はちょっと高いけど、

お客様への手みやげにするなら、純米大吟醸の一択なのです。

 

ヨックモック - シガール

言わずとしれたヨックモック。紙の箱ではなく、缶に入っているのがおすすめポイント。

これなら、ぎゅうぎゅうのスーツケースに詰め込んでも、旅先でぶつけても、つぶれる心配がありません

 

失敗したくない人

時間がない人

考えるのが面倒な人

 

こんな人にぴったりです。

私はいつも2000円くらいの詰め合わせをいくつか持っていってました。

白い恋人

ヨックモックでもいいんだけど、少し高いし、たくさんのお客さんを訪問するから、もうちょっと安いのがいいな。

そんなときにお勧めなのが、いわずと知れた北海道の銘菓、「白い恋人」です。

食べたことある人も多いと思いますが、おすすめポイントは、美味しいから。これ、本当に美味しいです。

外国のお客さんにも好評でした。

さらに北海道という名前がいいんです。ほかの都市は知らなくても、北海道は聞いたことあるって外国人もいます。

そこでスモールトークもできるという一石二鳥の便利なお菓子なのです。

まとめ

いかがでしょうか?

外国のお客さんとの距離を縮めるのに、手みやげは重要な役割を果たします。

ぜひこれら小さな武器を懐に忍ばせて、海外へ飛び出してみてください。

  • この記事を書いた人

まこまこ

大学卒業後、国内の生命保険会社に就職。 退職後に英語を学び直し、今はメーカーで海外営業。 TOEIC 780。FP2級。

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